皆さん、こんにちわ。コイツがボスです。
ネコというのはパソコンの上に必ず乗る生き物なのですね。
ついでに言えば、読んでいる真っ最中の新聞の上に座るのも好きな生き物なのですね。
絶対どきません (/ω\)カワイイけどさ
我が家には小学生と保育園児のこどもがいますが、保育園児のほうはドタバタとボスを追いかけまわすので、ボスは明らかに嫌がっています。こどもが保育園から帰ってくるとボスはこどもが探せないような場所に隠れます。しかも毎回違う場所に隠れるという入念な隠れよう。
こどもはネコが嫌がろうが怒ろうが大声(奇声)をあげながらドタドタと家の中を追いかけまわすのです。
さすがにボスが可哀想なのですね。
そこで何度も(ほぼ毎日)こどもを注意するのです。
ボスの近くで突然大声を出してボスを脅かさないで
ボスが寝ているときはボスを捕まえないで
ボスの耳やしっぽをいじったり、ボスの鼻を指で突っついたりしないで
毎日私に注意されても、こどもは毎日忘れるのですね(怒)
理由:ネコと遊んでいるつもり・可愛がっているつもりだから
ネコの寿命を知ってこどもが泣きだした話
可愛がり方を何度も教えてあげるのですが、大声で騒ぎたい我が子には物足りないらしい。
大声を出してボスが驚いて逃げていくのを見て面白がっているこどもに、ある日私は本当に本当に怒りました。
「あなたが可愛がっているつもりでもボスは怯えているの。
あなたが『ネコが飼いたい』という理由で、生まれてたった2か月の赤ちゃんをお母さんと他の兄弟から引き離してこの家につれてきたんでしょう? 2か月でお母さんとも兄弟とも引き離されて、怖くて怯えながらこの家に来たんだよ?
あなた『大事にします』って約束して連れてきたんでしょう?
大事にできてるの?
毎日あなたに脅かされて怖がって逃げているネコの気持ちを考えてちょうだい」
こんなことを懇々と話して聞かせるワケです。
こどもも「うわーん」と大泣きして反省するワケです。これからは絶対に優しくするって約束までするワケです。
これは寝て起きてすぐに忘れるパターンですね(怒)
毎日繰り返すパターンなのですね(怒)
図書館で子供向けに書かれた猫を飼うための本なんかを借りてきて読んであげたりもしましたが、あまり効果がありませんでした。
しかしある日
イラストの多い猫の本を自分で読んでいたこどもが急に泣きだしました。
「ボスが死んじゃうの、イヤダ~」
「僕より先に死んじゃうなんて、イヤダ~」
「ボスが大好き~」
もう号泣。
その本には『ネコは人間よりもはるかに寿命が短くて、どんなにネコのことが大好きでもネコは先に死んでしまうんだよ、でもあなたが大好き。』と書かれて終わっていました。
初めてネコの生涯の短さを知って、こどもは涙がでたようです。
私は泣いているこどもに
「どんなに好きでも先に死んじゃうんだよ。だからいっぱい可愛がって欲しいの、大切にして欲しいの。死ぬときに、この家に来て幸せだったなぁってボスが思えるように優しくしてあげて欲しいの」と言いながら、慰めるワケです。
まだネコ死にませんけどね。
生まれて3か月の元気なネコですけどね。
まあそれ以来、こどもはボスをとても大切に可愛がるようになったので良かったんですけどね。こどもがネコと仲良くなれるといいな、と思っています。
ネコの寝顔は幸せそう。
ボスは肉球もブチ模様です。